「アイデア」を保護する実用新案権、「デザイン」を保護する意匠権。特許とは違う側面のビジネス保護を学びます。
実用新案と特許って何が違うの?
似てない?
実用新案権は『物品の形状・構造・組合せに関する考案』を保護するのよ (実用新案法)。
特許権よりレベルが低めで、保護期間も短い権利ということね。
実用新案は『考案』、つまり物品の形状・構造・組合せに関するアイデアね。
特許の『発明』より技術的なレベルが低くても認められるわ。
ぽわわ〜、何が違うんですかぁ?
保護期間は出願日から10年と短い。
さらに無審査主義で、出願すればほぼ自動的に登録される。
だから権利として弱い面もあるの。
じゃあ実用新案を選ぶ理由は?
出願コストが安く、登録も早い。
中小企業が手早く権利化したい場合に使われるわ。
ただし、物品の形状・構造・組合せに限定されるから、ソフトウェアや方法は対象外。
{kw('意匠権')}は何が違うんですかぁ?
意匠権は『物品の形状・模様・色彩』に関するデザインを保護するのよ (意匠法)。
商品の見た目やパッケージのデザインが対象ね。
保護期間は?
出願から25年と長いわ。
最近の改正で延長されたの。
物品単位だけでなく、画像意匠 (UI) や建築物・内装の意匠も保護対象に拡大されたのよ。
うちのお店のお菓子のパッケージも意匠権で保護できるんですかぁ?
そう、意匠登録すれば独占できるわ。
和菓子の形・容器デザインなど、ビジネスにとって重要な保護手段ね。
意匠と商標は重複することもあって、ロゴデザインは商標と意匠の両方で保護できるの。
組み合わせて使うのが戦略よ。
実用新案=安く速く+短期、意匠=デザイン+25年で覚えとくよ!
確認クイズ
意匠権の保護期間として正しいものはどれか。
- 出願から10年
- 出願から15年
- 出願から20年
- 出願から25年
こたえを見る
正解: 4. 出願から25年
意匠権の保護期間は出願日から25年 (意匠法21条、2020年改正後)。実用新案=10年、特許=20年、商標=10年 (更新可)。