「コーポレートガバナンス」は企業統治と訳される、経営の透明性・公正性を確保する仕組み。社外取締役・株主との対話などが鍵です。
コーポレートガバナンスって最近よく聞くけど、結局なんのことだっけ?
コーポレートガバナンスは『企業統治』。
経営者が暴走したり不正をしたりしないように、株主・取締役会・監査役などで監視する仕組みのことよ。
東京証券取引所の『コーポレートガバナンス・コード』が有名で、上場企業に対する一連の原則を示しています。
ふぇぇ、難しそうですけど、どうして必要なんですかぁ?
経営者と株主の利害が必ずしも一致しないからよ。
経営者は株主の利益を守りつつ、長期的な企業価値を高める責任があるわ。
監査役だけじゃ足りないの?
より強力な監視のために『社外取締役』『独立社外取締役』の選任が推奨されています。
第三者の視点を経営に取り込む仕組み。
2021年改正会社法で、上場企業は『社外取締役』を1名以上選任する義務が課されたの。
ぽわわ〜、外部の人が経営をチェックしてくれるんですねぇ。
他にも、『指名委員会等設置会社』『監査等委員会設置会社』など、機関設計の選択肢も多様化しています。
監査等委員会設置会社って何?
2014年改正で導入された機関設計。
取締役会の中に監査等委員会を置き、過半数の社外取締役で構成するの。
監査役を置かない代わりに、この委員会が監査するわ。
他に『内部統制システム』の構築義務もガバナンスの重要要素。
大会社には義務付けられているわ。
うちみたいな小さなお菓子屋さんには、ガバナンスって関係ないんですかぁ?
個人商店レベルでは形式的には不要だけど、家族経営でも、お金の出し入れや在庫管理を透明化するのは大切。
心構えとしてのガバナンスは規模を問わないわ。
なるほどね、規模に関係なく誠実に経営するための仕組みってことか!
確認クイズ
コーポレートガバナンスについて最も適切な記述はどれか。
- 株主の利益のみを考慮する仕組みである
- 経営の透明性・公正性を確保するための仕組みである
- 取締役の報酬を最大化するための制度である
- 中小企業には全く関係がない
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正解: 2. 経営の透明性・公正性を確保するための仕組みである
コーポレートガバナンスは経営の透明性・公正性を確保する仕組みです。株主・従業員・取引先・社会等のステークホルダー全体の利益を考慮し、長期的な企業価値向上を目指します。