労働者を守る5大保険 — 健康保険・厚生年金・介護保険・労災保険・雇用保険。事業主の加入義務と給付内容を整理します。
社会保険と労働保険って、何が違うの?
社会保険 = 健康保険・厚生年金保険・介護保険。
労働保険 = 労災保険・雇用保険。
合わせて5大保険ね。
健康保険: 病気・ケガの医療費を給付 (3割自己負担)。
厚生年金: 老齢・障害・遺族時の年金給付。
介護保険: 40歳以上が加入、要介護時のサービス給付。
わぁ〜、5つもあるんですねぇ。
労働保険のうち労災保険は業務上・通勤上の事故による疾病・障害・死亡を補償。
雇用保険は失業給付・育児介護休業給付など。
全部加入しないとダメ?
原則として正社員は全加入。
アルバイト・パートも一定要件 (週20時間以上等) で加入対象。
健康保険・厚生年金は法人なら強制適用。
保険料はどう負担するんですかぁ?
①労災保険: 事業主が全額負担 ②雇用保険: 労使折半 ③健康保険・厚生年金・介護保険: 労使折半 (会社員の場合)。
労災保険って事業主が全額なんだ!
そう。
労働者の保護のため事業主が全額負担という仕組み。
労災事故は使用者責任が問われやすい。
うちのお店も労災に入ってるのかなぁ?
労災保険は労働者を1人でも雇うと強制加入 (適用事業)。
届出忘れは違法ね。
労災給付には療養給付・休業給付・障害給付・遺族給付・葬祭料・傷病補償年金など多種類。
被災時は労働者の生活を強力にサポート。
了解、5大保険+労使折半+労災は事業主全額で覚えとくよ!
確認クイズ
労災保険について適切な記述はどれか。
- 労働者が保険料を全額負担する
- 事業主が保険料を全額負担する
- 労使折半で負担する
- 個人事業主は対象外で従業員のみ加入
こたえを見る
正解: 2. 事業主が保険料を全額負担する
労災保険料は事業主が全額負担。労働者保護の趣旨から、業務上の災害は使用者責任という考え方に基づきます。社会保険・雇用保険は労使折半。